熱性けいれん
熱性痙攣とは?
おもに生後6か月から5歳までのお子さんで、発熱に伴って他の原因がなくけいれんする病状です。
分類
単純型
- 短時間(多くは5分以内程度)
- 左右対称性の痙攣(強直=ぐっと力が入っている、間代=ガタガタ震えるパターン。両者が混じることもあります。)
- 24時間以内に再発がない
複雑型
上記を満たさない
- 長時間持続(おおむね15分以上)
- 左右差があるなど局在性
- 24時間以内に再発がある
「複雑型熱性痙攣」の中には、てんかんなどの疾患が隠れている場合があります。
必要に応じ、脳波検査等の実施をお勧めする場合があります。
また、複雑型熱性痙攣の場合、発熱のときに再度痙攣を起こしやすい傾向があります。
そのため、発熱時の痙攣予防として別紙に記載した「ダイアップ坐剤(薬品名ジアゼパム)」を使用することをお勧めする場合があります。
使用方法は医療機関でご相談してください。