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発熱したときの注意点

多くは、数日以内に解熱する「かぜ」

いわゆる「かぜ」の場合、自然にお熱が下がるのを待つしかありません。
それまで、症状を和らげる治療(対症療法)を行ないながら様子をみていきます。
顔色がよく元気であれば、急いで受診する必要はありません。

発熱時におうちでやってあげられること

寒がっているときは「あたためる」、暑がっているときは「ひやす」

発熱し始めるとき、身体が震えて寒気が出ることを経験したことがある方もいるかもしれません。
これは、身体が熱を発生させようとする反応です。こういったときは、身体をあたためてあげましょう。

あたため方
  • 厚着をさせてあげる
  • 布団をかけてあげる

時間が経って熱が上がると、今度は顔が赤くなり汗も出るようになります。
こうなると本人も暑いと感じるようになります。
こうなったときは、身体を冷やしてあげましょう。

冷やし方
  • 首や脇の下、脚の付け根に氷のう・アイスノンなどを当てる
    (太い血管が通っているので、血液を冷やすことができます)
  • 解熱剤を使う

※「冷えピタ」など額に付ける商品は当初は冷たいのですが、持続的な冷却効果は少ないので身体を冷やすには効果的でありません。ただし、本人が気持ちよく感じるならば使ってあげてもよいです。
※解熱剤を使用しても熱が下がらないことはあります。また、解熱剤を使用して一旦熱が下がっても再び上がってくることもあります。熱というのは何らかの原因(かぜなどの感染症、など)により身体が熱を出そうとしている状態なので、解熱剤で熱を下げても身体の熱をだそうとする反応が勝っていれば、再び熱は出てきてしまいます。解熱剤はあくまで「対症療法」、「身体を少し楽にさせられたらいいな」という感覚で使ってください。

こまめな水分摂取

発熱しているときは通常よりも身体から失われる水分が多くなります。
こまめな(=飲みたがらない時には少量ずつ、頻回に)摂取を心がけてください。
塩分・糖分を含んだもの(理想はOS-1、飲みにくければポカリスエット・アクエリアスなどのスポーツドリンク、リンゴジュース など)をのませるようにしてください。

絶対に受診した方がよい状況

顔色が悪い、呼びかけた時に反応が悪い、水分をとらず尿もでないとき など。

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